5月12日午後1時半より、西宇和農協本所5階スターホールにおいて八協柑橘共同選果部会通常総会を開催しました。
新型コロナウィルス禍の影響により、例年と比較して参加者数が大幅に少ない中、座席の間隔をとり、窓を開けて開催されました。
令和元年度生産・販売事業報告のほか、令和2年度事業計画及び予算について話が進められ、目標生産量として温州みかん5,500t、中晩柑類1,300tを掲げました。
令和元年産は春季高温、下記曇天多雨、秋期干ばつと異常気象の影響を色濃く受け、想定ほどの品質向上が図れず、苦しい販売展開を余儀なくされた年でした。前年ほどの品質的効果を出せず、他産地との比較では悪くないものの顧客を満足させるにが至りませんでしたが、前年からの顧客は他産地に移り気することもなく最後まで八協みかんの取引を継続していただき、結果として総販売量は前年の131%となる6,598t総売上高は16億1千万円(前年比117%)という実績を出すに至りました。
令和2年度は「人・地・技 次世代へつなぐ産地づくりへの挑戦」を掲げ、1.媛美月増産(安定)により所得向上と経営安定の実現 2.隔年結果是正と連年安定高品質生産の取り組み 3.品質構成の改善と園地若返り(改植)及び基盤整備 4.食の安全・安心対策の徹底 5.担い手育成の強化 6.鳥獣被害防止対策、放任園対策事業を重点目標としました。